昭和30年代 |
カウンセリングに対する関心が全国的に高まる中、愛知県でも愛知学芸大学(現愛知教育大学)の関係者や、高等学校の生徒指導関係の教諭、児童相談所の相談員などのメンバーを中心に、愛知カウンセリング研究会という名称で、カウンセリングの研修会が開かれるようになった。 |
昭和38年 |
県内の各地区で行われていた研修会をまとめて、愛知カウンセリング協会が発足した。初代の会長は愛知学芸大学教授の森田潔先生が就任した。 |
昭和40年以降 |
愛知カウンセリング協会として、毎年8月に行っている三泊四日のワークショップを中心に研修活動を進めてきた。日本カウンセリングセンターの友田不二男先生を招くなどして、研修内容の充実にも努めていた。また、教育関係の参加者が増えてきたことから、愛知県教育委員会の後援を受けたり、教育新聞にワークショップの案内を載せたりして、広報活動にも力を入れ始めた。さらに各地域にあるグループでは、それぞれ独自の研修会も実施してきた。 |
平成5年 |
現在の活動の基本になる新しい会則を決定した。また、全日本カウンセリング協議会に加盟し、協議会のカウンセラー資格を取るために必要な単位も認定するようになった。 |
平成11年 |
参加者の要望に応えて、愛知カウンセリング協会としてのカウンセラー認定制度を実施することになり、認定のための規約を制定した。開始以来、平成20年度までに、カウンセラー23名、サブカウンセラー5名を認定している。 |
平成21年4月 |
カウンセラー認定の実施や、各種研修事業の実施など活動の範囲が広がってきたため、組織をもう一度見直し、さらに充実した活動を進めていくために、NPO法人化を決定した。 |
平成22年4月 |
NPO法人としての認証を受け、現在活動を進めている。 |