愛知カウンセリング協会とかかわってもう何年も経ったように思います。当初はメンバーの方に誘われて(「頼まれて」というのが正直な印象です)、受身的に関与してきました。ところが月日を経る中でこころに微妙な変化が生じてきました。それはこの場を居心地の良いこころの「居場所」と感じるようになってきたことです。誰もが自分の存在感を味わえる場を持ちたいと思っています。それは家庭であったり、職場であったり、友との語らいの場やときどき訪れる居酒屋の一隅であったりもするのでしょう…。
年に一回のワークショップでの出会いですが、お馴染みの顔ぶれに接した時、懐かしさやお元気でなによりという感慨を味わうようになったのです。社会の複雑化や人間関係の希薄化が顕著になりつつある現在、人と人とが真剣に向き合う場は希少になっています。私たちはその場を守り続けることにエネルギーを注いでいますが、同時にその作業こそが自分自身の居場所づくりに貢献していると感じるこの頃です。
また、夏に皆様にお会いできることをこころから楽しみにしています。